専門家による伴走支援のご案内

「業務改善を始めたいが、何から手をつければ良いか分からない」
「一度は改善に取り組んだが、いつの間にか元に戻ってしまった」
「ICT機器の導入を検討しているが、自施設に合うものが分からず、職員が使いこなせるか不安だ」

このようなお悩みはございませんか?

みえ介護生産性向上支援センターの「伴走支援」は、専門家が事業所に定期的にお伺いし、課題の発見から解決、そして改善活動の定着までを継続的にサポートする無料のプログラムです。

単発の助言で終わるのではなく、皆様と「伴走」しながら、働きやすい職場環境づくりと介護サービスの質の向上を実現します。

伴走支援及び当センターのサービスは無料で受けられます。

伴走支援の主な内容

伴走支援では、厚生労働省の「生産性向上ガイドライン」や、マネジメント方法論に基づいた体系的なアプローチで、各事業所の実情に合わせたサポートをご提供します。

下記は伴走支援の一例です。

課題の「見える化」と共有

まずは、現場の職員一人ひとりが感じている課題を丁寧に収集することから始めます。「気づきシート」などのツールを用いたワークショップを通じて、普段は声に出しにくい業務上の問題点や改善のアイディアを引き出します。これにより、組織全体の課題を客観的に「見える化」し、改善に向けた共通認識を醸成します。

根本原因の分析と改善策の検討

明らかになった課題に対し、「なぜそれが起きるのか」を深く掘り下げるため、「因果関係図」などの手法を用いて根本原因を分析します 。表面的な問題への対処ではなく、真因にアプローチすることで、効果的で持続可能な解決策を導き出します。専門家がファシリテーターとして議論を整理し、介護事業所の皆様が最適な改善策を見つけられるよう支援します。

介護テクノロジーの選定と導入支援

分析の結果、ICTや介護ロボットの導入が有効な解決策となった場合、専門家が中立的な立場で機器の選定をサポートします。各事業所のケア方針、業務フロー、目的等に合わせ、最適な機器選定を支援します。また、導入リスクを軽減するため、センターが提供する「試用貸出」制度の活用も支援できます。

改善活動の実行と組織への定着

改善計画の実行段階では、プロジェクトチームの運営をサポートし、進捗管理や効果測定のお手伝いをします。

新しい業務フローの構築やICT導入後の職員向け研修なども含め、改善活動が「一部の職員の取り組み」で終わることなく、組織全体の文化として定着するまで、長期的な視点で寄り添い、支援を続けます 。

DX人材の育成

介護テクノロジーの知識やマネジメントの知識を得ることで、組織の変革をリードする人材育成や仕組みを構築します。

このような事業所におすすめです

  • 生産性向上の必要性は感じているが、最初の一歩が踏み出せない。
  • これまで自己流で業務改善に取り組んだが、十分な成果が得られなかった。
  • 客観的な第三者の視点を取り入れて、組織の課題を整理したい。
  • ICT・テクノロジー導入にあたり、選定や運用について専門的な助言が欲しい 。